(1)かつて、とある車用にとポンコツトランクを買ったら
ほぼ車幅・・・でかすぎて「まるで家出」。
しかも内貼りが更にポンコツ化していた為
「三越呉服店」に修理に持ち込んだ所
恐ろしい事に時価取引額180万円相当の品という事が判明し、この夏、しばらく三越本店に展示されてました。
展示が終わってさあ修理、とはいえ
綺麗に脱ポンコツしたとして私は生涯使う事がなく
そのままインコに齧られ
鳩に巣食われ、
いずれ小動物が出入りするようになるのがオチなので
兵庫県鞄工業組合の会長さんでもある
老舗かばん屋さん社長に寄贈し「三越謹製」弟トランクと共に
伝統工芸品として余生を送る事に。
先日無事にお届けできました。
一仕事、終わった気がします。
この間帽子屋さんにこの話をしたら、泣かれちゃったよ(汗)。
という訳で、私は浮いた修理代で新しい柳のトランクを
エリーゼのサイズに合わせて製作中♪
せっかくなので
編むのは技術ピカイチな伝統工芸士さんに依頼して、
今回みたいに100年後に発掘されても製作者が辿れるように
どこかに墨でサインをしていただく事にしました。0
サンプルサイズはF&Mのギフト用ハンパー。
イメージはフーテンの寅さん。
そこそこ可愛くできるはずなので、ちょっと楽しみです。
(2)ポンコツカー、「今日はどのポンコツ?」って言われたよ(笑)
ええ、今日のポンコツは中でもポンコツ度が若干低いエリーゼです。
ヘッドライト・カバーの中で虫が一匹乾いてるエリーゼですー。
ナム・・・。
17年落ちと言う事で税金割増という、
国から「ポンコツのお墨付き」をいただいておりますゆえ
立派なポンコツというのに異存は全くありませんし、
むしろ誇らしく思っております♪
私はこのポンコツが20年後には都内23区で一番綺麗な
オリジナルポンコツと言われるように
遺物維持に努めるのでございます。ライバル多い?
このポンコツ専用に、本国では現行品でこんなのも売ってた♪
(トイレットペーパー積むのに良さそう)
ついでに黒い幌がイマイチ似合わないエリーゼ、
金具がデポジットリファンドなしで分けてもらえる今のうちに、
他の色で作っちゃおうか・・・。
ポンコツに優しいパーツ天国英国、
英国車万歳。行かないでスコットランド。
今週末は英国車フェア2014@ミッドタウンだよ。
ポンコツ乗りとしては全然必要ないけど念のため押さえておくよ。
なんて事をつらつら思いながら洗ったPUMAのスピードキャット
(超お気に入り)がなんとモデルチェンジしたという噂を聞き、
慌ててお台場のアクアなんとかまで買い出しに行くも
一足もなし!!
取り乱しております(笑)。
ソールがしなってホント良かったのよね!
ネズミ取りで有名なレインボーブリッジは
今日も綺麗でした。
初めまして。
昨日骨董市で購入しました柳行李のトランクを検索していて、
こちらの記事にたどり着きました。
私の購入した行李のトランクとは持ち手部分とか大きさは
異なるようですが・・・
中のポケットの感じは同じようで似た部分も多いです。
これも何かの縁と思い、コメントを残させて頂きたいと思いました。
情報をありがとうございました。
はじめまして、コメントをありがとうございます。
柳行李を手に入れられたとの事ですが、ポケットが同じような布と革製であれば、もしかしたら都さんのトランクも、兵庫県豊岡市の由緒正しいもののような気がします。
世代交代で蔵の中を処分される方が多く、現存している昔の柳行李は本当に少ないそうです。価値のあるものですから是非大切にしてあげてください。
私のオーダー中のニュー柳行李トランクは、伝統工芸士の藤原さんという方に編んでもらって、この夏に仕上がる予定です。
文化を継承していく事も、アンティークと出会ってしまった人のミッション(笑)ですよね。
都さんもいっぱい使って、輝かせてあげてくださいね。
ちなみに、柳行李のメンテなら「マスミ鞄嚢さん」が信頼できますよ。
http://masumikaban-shop.com/?mode=f9#history
返信ありがとうございます。
マスミ鞄嚢さんのblogにも、ぺんじゃみんさんの
柳行李のことが、書かれていましたね。
行李トランクの発祥は、豊岡が、初めみたいですね。
三越呉服店の存在した時期からいくと、
私のも、豊岡のものなのかなあと想像しました。
大切にしていきたいと思います。
オーダーメイドな、行李トランク楽しみですね。
いいですね。
ありがとうございました。
豊岡で限られた地域の方に継承されてきた技術だそうです。
当時は船旅でこのトランクを活用していたようで、ヴィトンのビンテージに匹敵するものでしょうね。
森鴎外も・・・?などと妄想が膨らみます。
お互い可愛がってあげましょう!どうもありがとうございました。